生活保護申請2カ月連続増 5月5.6%、物価上昇で

AI要約

厚生労働省によると、5月の生活保護申請件数が前年同月比で5.6%増加し、2万3952件になった。

5月から生活保護を受け始めた世帯数は2万894世帯で、5.3%増加。受給世帯数は165万1829世帯で、0.2%増加した。

増加の原因は物価上昇を受けての申請増加とみられ、今後の動向に注目が集まる。

 厚生労働省は7日、5月の生活保護申請件数が2万3952件で、前年同月と比べて5.6%増えたと発表した。増加は2カ月連続。担当者は「物価上昇を受けて申請が増えているとみられる。今後の傾向を注視したい」と話した。

 5月から生活保護を受け始めたのは2万894世帯で、5.3%増。以前から受けている人を含む受給世帯数は165万1829世帯で、0.2%増えた。