「しんでください」LINEグループで誹謗中傷も 中学3年男子生徒がいじめ原因に自殺 遺族が加害生徒らを提訴 大阪・門真市
門真市の中学校でいじめを受けた中学3年生が自殺し、遺族が市と加害生徒に損害賠償を求め提訴。
いじめはSNS上での誹謗中傷や言葉の暴力が主な内容で、市の第三者委員会が62件のいじめを認定。
遺族は適応障害を発症し、適切な対応がされずに自殺したと主張し、加害生徒には責任を認めるよう求めている。
大阪・門真市で中学3年の男子生徒がいじめを原因に自殺した問題で、遺族が市と加害生徒に損害賠償を求めて提訴しました。
門真市の中学校に通っていた男子生徒(当時15)は、2022年、同級生らからのいじめを苦に自ら命を絶ちました。
市の第三者委員会は2023年、「しんでください」などとSNS上で投稿したり、LINEグループで誹謗中傷するなど、62件のいじめがあったと認定。
母親が何度も相談したにも関わらず、学校側が組織的に対応しなかったと指摘しました。
遺族側は5日、男子生徒はいじめで適応障害を発症し、教員らが適切な対応を取らなかったことで自殺したとして、門真市と加害生徒11人に対し、損害賠償を求めて提訴しました。
死亡した男子生徒の母親:
(加害生徒には)自分たちの罪をもうそろそろ認めてもらわないと困る。計画的な犯罪だと思ってます。