14年ぶりの新たな宇宙飛行士候補の2人、ANAトレーニング施設で訓練

AI要約

14年ぶりに新たな宇宙飛行士の候補に選ばれた2人が、全日空のトレーニング施設で訓練を受ける様子が公開されました。

訓練はANA Blue Baseで行われ、ISSでの長期ミッションに求められる行動特性の向上を目指しています。

2人は月面のローバーを動かす際にも協力し、役割分担が重要だと語っています。

14年ぶりの新たな宇宙飛行士候補の2人、ANAトレーニング施設で訓練

 14年ぶりに新たな宇宙飛行士の候補に選ばれた2人が、全日空のトレーニング施設で訓練に励む様子が公開されました。

 訓練は全日空のトレーニング施設「ANA Blue Base」で行われ、諏訪理さんと米田あゆさんはフライトシュミレーターに乗って、東京ー大阪間の模擬フライトを実施しました。

 全日空がこれまで培ってきた乗務員に対する訓練のノウハウを生かし、ISSでの長期ミッションに求められる「チームワーク」や「異文化交流」などの行動特性の向上を目指すということです。

「宇宙飛行を考えたうえで非常に親和性の高い訓練であったと思いますし、学ぶことも多かったと思っています」(諏訪さん)

「今後月面のローバーを動かすときにも2人で乗ることになると思うが、(飛行機操縦のように)操作する人と道筋をモニタリングする人という役割分担があると思っています」(米田さん)

 2人は早ければ10月にも正式に宇宙飛行士として認定される見通しです。(ANNニュース)