藤井さんの遺影、ベンチに 男子バレー、東京五輪セッター

AI要約

東京五輪代表セッターである藤井直伸さんの遺影が日本のベンチに飾られ、昨年亡くなったことが伝えられる。

高橋健が持ち込んだ遺影に触れ、藤井さんとの思い出を語る中、涙を流す場面もあった。

試合中、藤井さんを偲びながらプレーする選手たちの姿が描かれ、関田の速攻の活躍も際立っていた。

 日本のベンチには東京五輪代表セッターで、昨年3月に31歳で亡くなった藤井直伸さんの遺影が飾られた。東レで長く一緒にプレーした高橋健が持ってきたという。高橋健は「一緒に戦おうと思った」と涙ながらに口にした。

 藤井さんは速攻を多用する強気なトスワークが持ち味だった。同じポジションの関田は、この試合で速攻を要所で効果的に織り交ぜ「(藤井さんが)どこかで見てくれているかなと思ってプレーした」と話した。(共同)