立憲代表選 出馬検討の馬淵元国交相と泉代表が意見交換 「誰が良いかより、政権担えると示せる代表選に」

AI要約

立憲民主党の泉健太代表と馬淵澄夫元国交相が奈良市で会談し、9月の党代表選について意見交換した。

泉氏は再選出馬に向けて準備を進めているが、馬淵氏も出馬を模索している。

2人は代表選を国民の期待に応えるためのものとし、政権を担える政党を示すために臨むことで一致した。

立憲民主党の泉健太代表と、馬淵澄夫元国交相(奈良県連会長)が5日、奈良市内で会談し、9月の党代表選について意見交換した。

泉氏は代表選への再選出馬に向けて準備を進めているが、前回の代表選で泉氏を支援した馬淵氏も、出馬を模索している。

会談後、2人はそろって記者団の取材に応じ、泉氏は「党に今、求められているものは何か。国民の皆様の期待に応えるのはどういうことか。そのための代表選にしようということで一致した」と会談の内容を説明した。

また、馬淵氏は、「誰が良いかより、我が党が政権を担える政党と示せるか。そういうことから考えて、代表選に臨んでいくべきだと一致した」と述べた。

馬淵氏は、周囲に代表選への意欲を示す一方、自らや泉氏などを念頭に「中道勢力候補の乱立は避けたい」との思惑もあり、出馬するか慎重に検討している。