処理水放出、7日から開始 今年度4回目 東電福島第1原発

AI要約

東京電力は5日、福島第1原発の処理水に含まれるトリチウムを海に放出することを発表。

今年度は計約7800トンを薄めて放出し、海水や水産物のトリチウム濃度を測定。

国の基準値を下回る状態が続く中、7回の放出を予定している。

 東京電力は5日、福島第1原発にたまる放射性物質トリチウムを含む処理水について、7日から放出を開始すると発表した。

 今年度4回目で、25日までに計約7800トンを海水で薄め、沖合約1キロから流す。

 今年度は7回の放出を予定している。昨年8月の放出開始以降、東電や国などは海水や水産物のトリチウム濃度を測定しているが、国の基準値を大幅に下回る状態が続いている。