ふるさと納税寄付額、都城市が5度目の日本一 市長「ありがたい」

AI要約

2023年度のふるさと納税で宮崎県都城市が日本一になったことを池田宜永市長が喜びを示し、PR戦略の成功を強調。

肉と焼酎を前面に打ち出すことで寄付額が増加し、10年連続のトップ10入りを達成。

しかし、全国の寄付総額が1兆円を超える中で、都城市の寄付額は減少傾向にあるという状況。

ふるさと納税寄付額、都城市が5度目の日本一 市長「ありがたい」

 2023年度のふるさと納税で約194億円を集め、2年連続5度目の日本一となった宮崎県都城市の池田宜永(たかひさ)市長は5日、定例会見で「素直に、大変ありがたい。今後とも対外的PRツールという観点から、しっかりとふるさと納税を推進していきたい」と述べた。

 同市によると、「肉と焼酎のふるさと」を前面に打ち出してのPR戦略が奏功し、全国の市町村別寄付額で10年連続のトップ10入り、15、16、20、22年度に続いて首位を維持した。

 一方、制度による寄付総額が23年度に初めて1兆円を超える中、同市は前年度から約2億円の減少。池田市長は「多くの自治体に裾野が広がっていると感じている」と語った。【下薗和仁】