早明浦ダム50年で説明会 高知県〔地域〕

AI要約

高知県土佐町にある早明浦ダムが50周年を迎える前に、管理開始からの取り組みについて下流自治体向けに説明会が行われた。

ダムでは洪水対策のための放水管増設工事を行っており、出席者は工事現場を見学した。

水資源機構によると、工事によって台風14号並みの雨量が発生した場合の被害が約1878億円減少する見込みだ。

 高知県土佐町にある早明浦ダムが来年で管理開始から50年を迎えるのを前に、下流域にある自治体に対する説明会が行われた。ダムでは洪水対策機能を向上するため放水管を3本増設する工事を行っており、出席者は工事現場の足場を実際に見学した。

 水資源機構によると、今回の工事で、2005年の台風14号と同様の雨量が発生した場合、流域では被害が約1878億円軽減されるという。