マイナンバーの公金受取口座 本人名義以外の約12万件を登録抹消へ

AI要約

マイナンバーと紐付けた公金受取口座に家族名義の口座が約12万件登録されている問題で、河野デジタル大臣が登録を抹消する方針を明らかにした。

本人名義以外の口座が登録されていると給付金の支給が遅れる可能性があるため、デジタル庁は本人に口座変更を促している。

11万7千人が変更を未実施し、該当者に通知を行った上で9月上旬から登録抹消を開始する。また、本人口座と誤判断された7千件についても取り下げることが決定された。

マイナンバーの公金受取口座 本人名義以外の約12万件を登録抹消へ

 マイナンバーと紐付けた公金受取口座に本人以外の家族名義の口座などが約12万件登録されている問題で、河野デジタル大臣は、登録を順次抹消すると発表しました。

 デジタル庁は、本人名義以外の口座が登録されていると給付金の支給が遅くなることもあるとして、本人の口座に変えるようこれまで呼びかけてきました。

 7月10日時点で約11万7千人が変更をしておらず、該当する人には通知をした上で9月上旬ごろから登録を抹消するということです。

 また、いったんは本人口座と判断していたものの中から、新たに家族口座と判断された事例が約7千件あったと明らかにしました。これらについても、通知をした上で10月以降に登録を抹消するとしています。(ANNニュース)