マイナ公金口座12万件抹消へ 本人名義以外、9月上旬から デジタル庁

AI要約

河野太郎デジタル相は、家族など本人以外の名義の口座に関する問題を解決するため、約11万7000件の口座情報を抹消すると発表。

対象者には郵送で通知され、改めて登録を呼びかけると述べられた。

現状の問題解決が進むにつれて、公金受け取り口座の不正利用を防ぐための対応が取られている。

 河野太郎デジタル相は2日の閣議後記者会見で、マイナンバーとひも付けた公金受取口座のうち、家族など本人以外の名義の口座が登録された約11万7000件について、9月上旬ごろから順次、登録を抹消すると発表した。

 対象者には郵送で通知する。

 河野氏は「口座情報の抹消後も本人の口座を登録できるので、改めて登録をお願いしたい」と述べた。

 公金受取口座は、国や地方自治体からの給付金の振込先となる。このほか約7000件が、いったんは本人口座と判断されたが、再度の確認で本人以外の口座と判明した。デジタル庁は10月以降に口座情報を抹消する予定だ。