河野デジタル大臣 マイナカード本人確認の実証実験を銀行で視察 「ICチップは今のところ偽造できないので、様々な場面でお使いいただけたらと」

AI要約

デジタル庁が開発したアプリを使用してマイナンバーカードのICチップを読み取る本人確認が導入される予定で、河野デジタル大臣が実証実験を視察しました。

政府はマイナンバーカードのICチップの読み取りを義務化する方針であり、その重要性を強調しています。

アプリを介して個人情報が安全に扱われる仕組みが整えられ、金融機関や携帯事業者など様々な場面で活用される見込みです。

河野デジタル大臣 マイナカード本人確認の実証実験を銀行で視察 「ICチップは今のところ偽造できないので、様々な場面でお使いいただけたらと」

携帯電話の契約時など、対面の本人確認でマイナンバーカードのICチップを読み取るアプリが8月下旬に公開されるのを前に、河野デジタル大臣が銀行での実証実験の様子を視察しました。

河野大臣は東京・渋谷区の銀行で、口座を開設する際に行うマイナンバーカードを使った本人確認を体験しました。

携帯電話を契約する際の対面の本人確認でカードの偽造事件が発生したことなどから、政府は今後、マイナンバーカードなどに搭載されたICチップの読み取りを義務づける方針です。

河野大臣

「ICチップは今のところ偽造できないので、確実に本人確認していただくためにも金融機関とか携帯事業者とか様々な場面でお使いいただけたらと思います」

デジタル庁が開発したアプリは、事業者がスマートフォンにダウンロードして使います。

マイナンバーカードを客から預かってICチップを読み取ると、持ち主の顔写真や氏名、住所、生年月日、性別が表示されます。

デジタル庁はこうした個人情報は事業者のスマホには保存されないとしています。