兵庫知事「しっかり対応する」 パワハラ疑惑、30日に証人尋問

AI要約

斎藤元彦兵庫県知事がパワハラ疑惑告発文書問題に関連し、県議会の調査特別委員会での証人尋問に応じ、疑惑にしっかり対応する姿勢を示した。

斎藤氏は、副知事や理事に続き、総務部長までもが体調不良で欠勤中であることを明らかにした。

調査特別委員会は知事を含む5人を30日に尋問することを決定し、委員長は知事の説明が不十分であると述べた。

 斎藤元彦兵庫県知事を巡る疑惑告発文書問題で、斎藤氏は2日、県議会の調査特別委員会(百条委員会)で30日に実施することが決まった自身への証人尋問について「しっかり調査に対応する」と記者団に述べ、パワハラ疑惑に関する出頭要求に応じる考えを示した。

 斎藤氏は記者団に、7月末に辞職した片山安孝副知事や、体調不良で降格が決まった理事に続き、総務部長も体調を理由に欠勤中であることも説明した。

 百条委は2日の協議で職員ら6人を23日に、斎藤氏を含む5人を30日に尋問すると全員一致で決定。百条委委員長の奥谷謙一県議は「知事の説明は不十分な点がたくさんある。百条委で明らかにしたい」と語った。