「記事は事実無根で重大な影響」サッカー伊東純也選手が週刊新潮側を名誉毀損などの疑いで東京地検に刑事告訴

AI要約

サッカー選手が女性2人に性的暴行を加えたとする虚偽の記事について、週刊新潮の編集長ら5人がサッカー選手により刑事告訴された。

サッカー選手と女性2人の間で相互に刑事告訴が行われており、警察がそれぞれの事件について捜査を進めている。

事件を巡り、名誉や信用の傷つけを受けたサッカー選手が虚偽の告訴に対して厳正な対応を行っており、関係者の間で論争が続いている。

女性2人に酒を飲ませ性的暴行を加えたとする記事で名誉や信用を傷つけられたとして、サッカーの伊東純也選手が記事を掲載した週刊新潮の当時の編集長ら5人を刑事告訴したことがわかりました。

サッカーの伊東純也選手について、週刊新潮はことし2月、大阪市内のホテルで女性2人に酒を飲ませ性的暴行を加えたとする記事を掲載しました。

関係者によりますと、伊東選手は虚偽の記事により名誉や信用が傷つけられたとして、週刊新潮の当時の編集長や記者ら3人と女性2人の計5人を先月29日、東京地検に刑事告訴したということです。

伊東選手は「記事は事実無根で重大な影響が出た。二度とこのようなことが起きないように刑事告訴に踏み切った」と話しているということです。一方、週刊新潮編集部は「当局から当該の件について連絡がありましたら、適切に対応いたします」とコメントしています。

伊東選手をめぐっては、女性2人が性的暴行を加えられたとして大阪府警に刑事告訴したのに対し、伊東選手側は虚偽の告訴だとして女性2人を刑事告訴していました。

伊東選手の代理人弁護士によりますと、その後、大阪府警は伊東選手を準強制性交などの疑いで、女性2人を虚偽告訴の疑いでそれぞれ書類送検しています。