サイバー攻撃、先手で無害化 能動的防御導入へ、臨時国会で法整備検討 月内に有識者会議

AI要約

政府は、サイバー攻撃に先手を打ち被害を未然に防ぐ「能動的サイバー防御」の導入に向けた検討を本格化させる。

能動的サイバー防御は、サイバー攻撃を未然に防ぐため、相手側のサーバーに侵入し無害化を図る。

政府機関や民間の重要インフラに対するサイバー攻撃の脅威が増す中、防衛体制の強化が急務となっている。

具体的には、悪用が疑われるサーバーを検知するための情報活用や相手のサーバーへの侵入・無害化を可能にする政府への権限付与のほか、民間企業が攻撃を受けた際の情報共有を検討項目に挙げた。

法整備にあたっては課題も多いが、政府と有識者会議が協力して検討を進める方針だ。

政府・自民党がサイバー防御に関する議論を本格化させており、法整備や官民連携の強化を目指す方針を示している。

サイバー攻撃、先手で無害化 能動的防御導入へ、臨時国会で法整備検討 月内に有識者会議