泉房穂氏、広瀬めぐみ議員の「強制捜査→即離党」受け自民党に異論「事実関係調査が本来の対応」

AI要約

泉房穂氏は広瀬めぐみ参院議員の自民党離党に異論を唱えた。

自民党は最近、強制捜査を受けた議員が離党届を提出しており、批判が出ている。

自民党は議員や党の責任逃れに疑問が広がっている。

 衆院議員や明石市長を務めた弁護士の泉房穂氏は31日までにX(旧ツイッター)を更新し、公設秘書に勤務実態があるように装い、国から支給された秘書給与をだまし取った疑いがあるとして東京地検特捜部の強制捜査を受けた広瀬めぐみ参院議員(58=参院岩手選挙区)が自民党を離党した対応に、異論を唱えた。

 広瀬氏の離党を伝えたネットニュースを引用しながら「『広瀬めぐみ参院議員、自民離党へ』とのニュースだが、離党させて無関係で終わらせるのではなく、離党させずに党として事実関係を調査して処分するのが本来の対応だと思う。マスコミも、速報と銘打って離党を報じるのではなく、自民党としての対応を問いただすべきだと思う」と投稿した。

 広瀬氏は強制捜査を受けて離党届を提出し、自民党は即日で受理した。茂木敏充幹事長は「極めて遺憾。しっかり説明責任を果たしてほしい」とするコメントを出したが、自民党では最近、「政治とカネ」などで強制捜査を受けた後、離党届を提出する議員が相次いでいる。離党すれば自民党とは無関係とするような、議員や自民党の責任逃れのような対応には、疑問と批判が出ている。