立憲・泉代表「脱官僚から“活官僚”」旧民主党政権の反省 50歳誕生日に「とにかく政権交代へ責任重大」

AI要約

立憲民主党の泉代表は、過去の政権運営について反省し、新たな政権運営の方針を示す。政権交代への意欲を強調し、党代表としての責任を果たすことを誓う。

元知事からの助言を受けて、『脱官僚』から『活官僚』を掲げる。役所との意思疎通を重視し、政権運営の在り方を改める考え。

泉氏は50歳の誕生日を迎えるが、党代表としての責任を重視し、政権交代に向けて取り組む意向を示す。

立憲・泉代表「脱官僚から“活官僚”」旧民主党政権の反省 50歳誕生日に「とにかく政権交代へ責任重大」

立憲民主党の泉代表は29日、記者団の取材に対し、旧民主党政権について「『脱官僚』が強すぎて役所との意思疎通がおろそかになってしまった」と反省し、「活官僚」の政権運営を打ち出した。

泉氏は、党の政策決定機関「次の内閣」の勉強会の後、記者団の取材に応じ、「政策の実現は政権交代。野党のままでは政策を実現できない」と述べ、改めて政権交代への意欲を示した。

また、勉強会で講師を務めた片山善博元鳥取県知事(旧民主党政権で総務相歴任)が、「民主党政権の時の反省をしっかり生かして、新しい政権をつくってほしい」と話したことを紹介。

泉氏は、旧民主党政権について「『脱官僚』が強すぎて、役所との意思疎通がおろそかになってしまった反省があった」として、「『脱官僚』から『活官僚』。生かす(=活かす)という観点で政権を担っていかなければならない」と述べた。

29日は泉氏の50歳の誕生日だが、記者団から所感を問われると、「とにかく政権交代に向けて、党代表としての責任は重大だと思っている。候補者擁立と政策づくりにまい進していきたい」と語った。

一方、9月に行われる党代表選に立候補するかについては明言を避けた。