菅前首相、全国の若手議員に講演「地元で力の発揮を」 政局には言及せず

AI要約

地方若手議員の会が30周年記念式典を開催し、元首相の菅義偉氏が講演。インバウンド誘致や地方創生について呼びかけ。

菅氏は自民党総裁選や政局について触れず、地方議員に力を発揮するよう訴えた。

超党派の議員約150人が出席し、30周年記念事業を祝う。横山正人氏や石井めぐみ氏も挨拶。

菅前首相、全国の若手議員に講演「地元で力の発揮を」 政局には言及せず

 45歳以下の地方議員でつくる「全国若手議員の会」が26日、東京都内で30周年記念式典を開き、元横浜市議の菅義偉前首相(衆院神奈川2区)が「意志あれば道あり ~地方議員から総理大臣へ~」と題して講演した。

 講演は非公開で行われ、出席者によると、菅氏は首相時代から力を注いでいるインバウンド(訪日客)誘致による観光立国をはじめ、地方創生などの取り組みを振り返り、地方議員らに「地元で力を発揮してほしい」と呼びかけた。

 自民党総裁選のキーマンとして注目されるが、政局に関する話はなかったという。

 式典は超党派の千人超の現役議員やOBらのうち、日本維新の会の馬場伸幸代表や、横浜市議時代に所属していた自民党の古川直季氏(6区)ら約150人が出席。

 冒頭、30周年記念事業実行委員長で同市議の横山正人氏や現会長で茨城県取手市議の石井めぐみ氏らもあいさつした。