かみつきイルカ、また出没 接近され30分避難するも、かまれ軽傷

AI要約

20代男性が福井県の竹波海水浴場でイルカにかまれ、軽傷を負った事件が発生。

男性はシュノーケリング中にイルカに襲われ、海から避難したが再びかまれた。

過去にも福井県内の海水浴場でイルカが目撃され、けが人が出ている。

かみつきイルカ、また出没 接近され30分避難するも、かまれ軽傷

 26日午前9時45分ごろ、福井県美浜町の竹波海水浴場で、「イルカにかまれた人がいる」と竹波観光協会から県警敦賀署に通報があった。名古屋市の20代男性が左手をかまれ、軽いけがをした。

 署によると、男性は午前9時ごろ、父親とともに遊泳区域外の沖合40㍍付近でシュノーケリングをしていた際、体長3㍍ほどのイルカが近づいてきた。そのため、近くの消波ブロック上に避難した。約30分後、イルカが見えなくなったため、岸に戻ろうと海に入ったところ、イルカが現れ、かまれたという。

 県内の海水浴場では今月18日に同町の水晶浜海水浴場でイルカが目撃され、21日には敦賀市の白木海水浴場で岐阜県の中学1年の男子生徒が触ろうとして指をかまれ軽傷を負った。

 署は、イルカを見つけた場合はすぐに海から出るよう注意を呼びかけている。(波絵理子)