「けじめを取らせるべき」と立憲・辻元氏 兵庫知事の内部告発めぐり

AI要約

立憲民主党の辻元清美代表代行が兵庫県知事を批判し、内部告発された元西播磨県民局長の死亡問題に言及

斎藤元知事の行政能力に疑問を投げかけ、維新の会の支援を受けたことについても批判

県政の停滞や職員の信頼喪失による影響について懸念を示し、斎藤知事の辞任を求める

「けじめを取らせるべき」と立憲・辻元氏 兵庫知事の内部告発めぐり

 兵庫県の斎藤元彦知事らを内部告発した県の元西播磨県民局長が死亡した問題をめぐり、立憲民主党の辻元清美代表代行は25日、兵庫県加古川市内であった街頭演説で「知事はもうおやめになった方がいい。県庁も仕事ができなくなっちゃっているのでは」と語った。

 この日、辻本代表代行は、次期衆院選兵庫10区の立憲の立候補予定者とともに街頭に立った。

 2021年の知事選で、斎藤知事が日本維新の会から推薦を受けたことを踏まえ、「維新も全国展開の足がかりを、兵庫県の知事を取ったことでやるんだって散々言ってきた。ところがふたを開けてみたら、迷走どころか、兵庫県民として恥ずかしいんじゃないですか。維新も応援したんだったら、しっかりとけじめを自らの手で取らせるべきだ」と語った。

 街頭演説後、報道陣の取材に対し「行政そのものの停滞を招いているし、職員の信頼もなくなってきていると思う。そうすると県政運営、議会との関係などに大きな影響が出るので、ここで身を引かれるのが県民のためだと思う」と話した。(杉山あかり)