「コースがあることで、学校の特色が出しやすい」普通科のあり方についての会議で校長が意見交わす

AI要約

県立高校の普通科のあり方について話し合う会議が開かれました。2023年度からは普通科の魅力化検討部会が開催され、校長らも参加しています。

会議ではコース制の検証が行われ、意見交換が行われました。コース制には賛否両論があります。

県教育委員会は学校の特色に合ったコース制の見直しを行い、普通科の魅力向上を目指しています。

県立高校の普通科のあり方について話し合う会議が7月25日、中区の県自治センターで開かれました。

2023年度から愛知県教育委員会では、「普通科の魅力化検討部会」を開催し、県立高校の普通のあり方を検討しています。2024年度初めての会議では県立高校の校長ら約20人が参加しました。

会議では、県立高校の29校に設置されている「コース制」についての検証が行われ、校長に実施したヒアリング結果をもとに委員が意見を出しあいました。

委員からは、「コースがあることで、学校の特色が出しやすい。コースを目指して入学する生徒もいる。」という意見や、「コースを設置することで学校の特色にはつながるが、特色がありすぎると逆に邪魔になるのでは。」という意見が出ました。

県教育委員会は、こうした意見をもとに「コース制」のあり方を検討し、時代のニーズにあったコースに見直すことで、普通科の魅力向上につなげたい考えです。