教員試験で3カ所の問題訂正 9日にも別の出題ミス公表 千葉県教委

AI要約

千葉県教育委員会は、教員採用試験の1次試験でミスがあり、試験開始後に訂正文を出したことを公表しました。

ミスは3教科で1カ所ずつ発生し、問題文の脱字や誤字があったものの解答には影響がなかったとして加点は行われませんでした。

これは県教委が同試験でミスがあったと公表するのは2回目で、先に別の3カ所で出題ミスがあった際には加点措置が取られていました。

教員試験で3カ所の問題訂正 9日にも別の出題ミス公表 千葉県教委

 千葉県教育委員会は24日、教員採用試験の1次試験で、3教科で1カ所ずつのミスがあり、試験開始後に問題の訂正文を出したと公表した。県教委が同試験でミスがあったと公表するのは2回目。

 県教委によると、ミスは「小論文」(受験者180人)、「小学校専門教科」(受験者1451人)、「中高共通英語専門教科」(受験者278人)で発生。問題文の脱字や引用文の誤字などがあった。いずれも試験開始後、受験者からの指摘で発覚したという。解答には影響がないとして、加点などの措置は取らないとしている。

 同試験は7日に県内外4会場で実施。県教委は9日にも、別の3カ所で点数に影響する出題ミスがあったと公表し、該当する教科を受けた全員に加点していた。【松尾知典】