中林美恵子氏「老人対決イヤという人がハリスさんに」「トランプさんの口撃はマイナス」 

AI要約

米大統領選での動向やトランプ前大統領のハリス副大統領への口撃について、早稲田大学の中林美恵子教授が解説。若年層や黒人支持を取り込んだハリス氏の存在感について言及し、トランプ氏の攻撃にはマイナスイメージがあると指摘。

ハリス副大統領に対する口汚い攻撃は、人間の大きさを見せる場面である政治の中で好ましくないと述べる中林教授。攻撃がパンチ効果を持たず、逆効果になる可能性もあるとの見解を示す。

中林教授は、ハリス氏の年齢や支持層に焦点を当てながら、米大統領選の動向や候補者の特徴について客観的な分析を行っている。

中林美恵子氏「老人対決イヤという人がハリスさんに」「トランプさんの口撃はマイナス」 

 早大教授の中林美恵子氏が25日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。米大統領選で民主党の候補者としてジョー・バイデン大統領が撤退し、カマラ・ハリス副大統領が有力候補になったことに触れ、若年層や黒人からの支持を取り込んだと分析。「トランプ氏もバイデン氏もイヤだ、と、老人老人対決はイヤだという人たちが、結構いて。ハリス氏は59歳ですから、やっぱりそっちへの関心はすごく高まるんだろう」と指摘。一方で「ご祝儀相場的なものも加味しなければいけませんが」と補足した。

 そのハリス副大統領について、共和党の候補者に選ばれたドナルド・トランプ前大統領(78)が日本時間25日午前、「うそつき。お前はクビ。1年で国を破壊する」などと早速、口撃を繰り広げた。

 中林教授は、「これだけの口撃は意外とマイナスかなと思います。人間の大きさを見せる場面なのに、口汚くののしるというのは、聞いていて嫌気がさしますし、耳もなれてくるので、パンチ効果がのちのち出てこなくなってしまうかもしれない」と、マイナスイメージを際立たせていた。