海野素央教授 米大統領選は「リセットされて新しいゲーム」カギは「テイラー・スウィフト」

AI要約

大統領選での民主党候補者の動向と、トランプ前大統領との比較について明大教授がコメント。バイデン撤退による新展開や、ハリス副大統領の支持拡大、スウィフトさんの影響力に注目。

トランプ陣営の暗殺未遂事件による影響について海野教授が分析し、共和党の勢いが一時停止している可能性を指摘。

11月の大統領選を控え、民主党の逆転か共和党の返り咲きか、注目が集まる状況になっている。

海野素央教授 米大統領選は「リセットされて新しいゲーム」カギは「テイラー・スウィフト」

 明大教授の海野素央氏が25日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。米大統領選で民主党の候補者としてジョー・バイデン大統領が撤退し、カマラ・ハリス副大統領が有力候補になったことに触れ、「リセットされた。新しいゲームが始まった」と語った。

 共和党の候補者に選ばれたドナルド・トランプ前大統領(78)対バイデンを野球に例えた海野教授は、10対2の大差でトランプがリードと現状を説明した。ここへ来て、ハリス副大統領が若者や黒人、ヒスパニックなどから支持を得ているとも説明。また歌手のアリアナ・グランデらがハリス氏支持を表明した中、海野教授は「今後、テイラー・スウィフトさんがカギを握る」と、イスラエル問題でバイデン不支持だったシンガー・ソングライターのスウィフトが、パレスチナ寄りのハリス副大統領の支持に回るかどうかを注目ポイントとした。

 トランプ陣営に関しては、、14日に発生した暗殺未遂事件について「好感度がアップしていない。共和党は勢いが止まった」と分析。事件直後の写真がさまざまな場面で報じられたが、「短期的な効果でしかなかった」と話した。

 大統領選は11月5日。ここへ来て巻き返されている民主党の大逆転か、「確トラ」の共和党トランプ氏の返り咲きか、目が離せなくなってきた。