パラスイマーと園児が交流 城東にこにこ保育園、楠エンゼル幼稚園(栃木)

AI要約

パリ・パラリンピックに向け、栃木県小山市の保育園と幼稚園児がパラスイマーと交流。

日本記録保持者や旗手を務める選手が参加し、園児たちが障害や多様性について考える機会を提供。

交流会では初めは不思議がる園児もいたが、最後には選手の姿に感動し、笑顔あふれる時間を過ごした。

パラスイマーと園児が交流 城東にこにこ保育園、楠エンゼル幼稚園(栃木)

 8月に開かれるパリ・パラリンピックを前に、栃木県小山市の城東にこにこ保育園と楠エンゼル幼稚園児が大会に出場するパラスイマーと交流した=写真。日本パラ水泳連盟、東洋大との連携で、園児たちに障害や多様性など共生社会について考えてもらうのが狙いだ。

 交流会に訪れたのは日本記録保持者の田中映伍選手(20)とパリ大会で旗手を務める西田杏選手(27)の2人。

 腕や脚が自分の体と違うことを不思議がったり、距離を取ったりする園児もいたが、交流会が終わるころには、2人の頑張る姿に、「すごい!」「かっこいい!」を連発。プール内では体を密着させて遊んだ。園児たちは「泳ぎが速くてびっくりした」「義足が重かった」と話しながら、驚きと笑顔いっぱいの時間を過ごした。