金子恵美氏「消費者への裏切り」「無責任」 小林製薬「紅こうじサプリ問題」の報告書で人手不足

AI要約

元衆院議員の金子恵美氏が、紅こうじサプリメント関連での健康被害が起きた小林製薬に対し厳しいコメントを述べた。

小林製薬の調査委員会報告書によると、紅こうじサプリの生産能力を強化する一方で、人手不足が常態化していたことが判明した。

金子氏は、小林製薬の人手不足を理由に挙げることを無責任とし、品質管理への注意を喚起している。

 元衆院議員の金子恵美氏が24日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。紅こうじサプリメント関連での健康被害が起きた小林製薬について「信頼を失わせるだけでなく、消費者への裏切りを証明した」と手厳しくコメントした。

 小林製薬は弁護士からなる調査委員会がまとめた報告書を23日に発表。8年前に始めた紅こうじ関連のサプリメント事業を徐々に拡大した。健康被害が報告されている紅こうじサプリ原料を生産した大阪市の工場(昨年12月末閉鎖)も紅こじの培養タンクを増設するなど、生産能力を強化していた。一方、人手不足が常態化していたと報告書では記されていた。

 これに関して金子氏は「製薬会社にとって、品質管理の部門には人をしっかり充てなきゃと消費者として思っている。人手不足を原因に挙げるのは筋違いで、無責任な発言」と同社の対応を批判していた。