「紅麹サプリ」健康被害問題 武見厚労相、死亡との関連疑われる事例の大部分の調査を8月中旬ごろまでに終了させる考え

AI要約

小林製薬の「紅麹」を含むサプリメントによる健康被害問題で、武見厚労相は事例の調査を8月中旬までに終了させる考えを示した。

現時点で279件の相談があり、101件が摂取と死亡の因果関係を調査中であることが報告されている。

武見大臣は再発防止策の策定や社内ガバナンスの立て直しを早急に行うよう強く要請した。

「紅麹サプリ」健康被害問題 武見厚労相、死亡との関連疑われる事例の大部分の調査を8月中旬ごろまでに終了させる考え

小林製薬の「紅麹(べにこうじ)」の原料を使ったサプリメントをめぐる健康被害問題で、武見厚労相は、死亡との関連が疑われている事例の大部分の調査を8月中旬ごろまでに終わらせる考えを示しました。

小林製薬の「紅麹」の原料を使ったサプリメントをめぐっては、死亡に関する相談が279件寄せられ(7月21日時点)、このうち、摂取との因果関係を調査している事例が101件にのぼっています。

武見厚労相は、「8月中旬ごろまでには(調査の)大部分を終わらせられるようなスピード感を持って、取り組んでいきたいと考えています」と述べました。

また武見大臣は、調査委員会がまとめた報告書の公表を受け、「再発防止策を早急に策定し、社内のガバナンスの立て直しに取り組んでいただきたい」と述べました。