伝説のストリッパー「牛乳で濡れたスポンジを奥に挿れて最後に…」失われた昭和ストリップ界「究極の技」がヤバすぎる

AI要約

昭和のストリップの伝説、一条さゆりの波乱万丈な生涯を振り返る。

一条さゆりのステージでのパフォーマンスにまつわるエピソードを紹介。

一条さゆりと他の踊り子たちとの舞台裏での競い合いについての軽妙なエピソード。

伝説のストリッパー「牛乳で濡れたスポンジを奥に挿れて最後に…」失われた昭和ストリップ界「究極の技」がヤバすぎる

1960年代ストリップの世界で頂点に君臨した女性がいた。やさしさと厳しさを兼ねそろえ、どこか不幸さを感じさせながらも昭和の男社会を狂気的に魅了した伝説のストリッパー、“一条さゆり”。しかし栄華を極めたあと、生活保護を受けるに至る。川口生まれの平凡な少女が送った波乱万丈な人生。その背後にはどんな時代の流れがあったのか。

「一条さゆり」という昭和が生んだ伝説の踊り子の生き様を記録した『踊る菩薩』(小倉孝保著)から、彼女の生涯と昭和の日本社会の“変化”を紐解いていく。

『踊る菩薩』連載第62回

『なんでも“挿れる”過激すぎるストリップショーのリアル...「天狗の鼻」や「おカネ」、タマゴまで!?』より続く

対談で松原は一条の代名詞ともいえる「しずく」について聞いている。

「あなたにぜひたしかめておきたいことがあるの。あなた、濡れるだけでなく、シズクもたれたんですって?ホントなの?あなた、ベビーオイルかなんかで、アソコをメーキャップしたことはない?」

対談内容の大半を忘れてしまった鈴木も、この部分だけは鮮明に覚えていた。

「あの質問は僕が聞いたんじゃないかな。松原さんもそこに興味があるようだったから」

この問いに一条は、真正面から答えた。

「私は(メーキャップは)しませんでした。でも、踊ってますと汗が出るでしょう。それに、体中、牛乳塗っていたから、汗と牛乳がミックスされてアソコに流れ込み、キラッ、ポターンと……」

「いっしょに落ちちゃったわけね」

松原は笑った。

前述したように、一条の「しずく」について、浅草ロック座の会長だった斎藤智恵子は、一条からこう聞いたと語っている。

「牛乳を湿らせたスポンジをステージに上がる前にアソコの奥に入れて、クライマックスのときにギューっと絞るの」

一方、松原との対談で、それは他の踊り子がやっていた、と一条は明かしている。

「おもしろかったのは、私に対抗して、あるレズの子が、脱脂綿に牛乳をふくませて、アソコに入れて舞台に出たんだけど、途中で……」

「落としちゃったの(笑)」

「そうなんです(笑)」

一条が斎藤にこの友人の体験を自分のことのように話し、斎藤はそれを一条自身の体験と思い込んだ可能性はある。