障害者向けグループホーム「恵」に愛知県と名古屋市が行政指導 譲渡先の選定など急ぐよう指示

AI要約

愛知県を中心に全国で障害者向けグループホームを運営する「恵(めぐみ)」が不正が発覚し、行政処分を受ける可能性が高い。

「恵(めぐみ)」は別の事業者に事業を譲渡する意向を示しており、一部の事業所は指定取り消しの期限が迫っている。

愛知県と名古屋市は今後の対応策を25日までに提示するよう指導している。

障害者向けグループホーム「恵」に愛知県と名古屋市が行政指導 譲渡先の選定など急ぐよう指示

愛知県を中心に全国で障害者向けグループホームを運営する「恵(めぐみ)」は、数々の不正が明らかになり、県と名古屋市が5つの事業所に指定取り消しの行政処分を行ったほか、国が「連座制」を適用し、全国に約100か所あるグループホームがすべて数年以内に運営ができなくなる見通しです。

「恵(めぐみ)」は年内にも別の事業者に事業を譲渡する意向を示していますが、一部の事業所の指定取り消しは8月31日に迫っています。

(名古屋 河村たかし市長)

「経営者だけ変わる。責任を取って」

「場所もそのまま支援員もそのままで不便のないように変わるように」

愛知県と名古屋市は22日付で、譲渡先を含めた今後の対応策を25日までに示すよう行政指導を行いました。