ロシア軍参加の邦人、死亡公表 元自衛官の20代男性 政府

AI要約

林芳正官房長官は、ウクライナへ侵攻するロシア軍に20代の邦人男性が兵士として参加し、6月3日に死亡したことを公表した。

邦人男性は元自衛官であり、政府はウクライナやウクライナ国境周辺への渡航を避けるよう呼びかけている。

ロシア軍への参加する邦人数については触れず、他の邦人被害の情報についても接していないと説明している。

 林芳正官房長官は23日の記者会見で、ウクライナへ侵攻するロシア軍に20代の邦人男性が兵士として参加し、6月3日に死亡したと公表した。

 政府関係者によると、男性は元自衛官。

 林氏は、ウクライナや、ロシアのウクライナ国境周辺への渡航を控えるよう重ねて要請。ロシア軍に義勇兵として参加する邦人数については「事柄の性質上、答えは控えたい」と言及を避けた。他の邦人被害の情報には「現時点で接していない」と述べた。

 男性を巡り、日本側は6月5日にロシア側から連絡を受け、7月15日に死亡を確認した。