20代日本人男性がロシア軍に参加し死亡 林官房長官
ウクライナ侵攻を続けるロシア軍に参加していた20代の日本人男性が戦闘で死亡し、家族に支援が行われていることが明らかになった。
林官房長官は、邦人保護の観点から必要な支援が提供されていることを述べた。現地時間6月3日に亡くなったことが確認され、在ロシア大使館が家族に連絡を取っている。
林長官は、ウクライナ全土とロシアのウクライナ国境周辺に退避勧告が出されており、渡航は控えるよう呼びかけている。
林官房長官は、ウクライナ侵攻を続けるロシア軍に参加していた20代の日本人男性が戦闘で死亡し、家族に必要な支援を行っていることを明らかにしました。
林官房長官
「当該邦人(20代の日本人男性)が現地時間6月3日に亡くなられたことを現地時間7月15日に確認を致しました。邦人保護の観点から在ロシア大使館がご家族への連絡等、必要な支援を行っております」
林長官はそのうえで、ウクライナ全土とロシアのウクライナ国境周辺に退避勧告を出していると説明し、「どのような目的でも渡航はやめていただきたい」と述べました。
また、ロシア軍の義勇兵として参加している日本人の人数については、「事柄の性質上お答えは差し控えたい」としました。