「盗撮のスリルにはまった」 未遂で略式命令受けた中学教諭を免職 岩手県教委

AI要約

岩手県教育委員会は、10代女性を盗撮しようとした中学校の男性教諭に罰金40万円の略式命令を下し、懲戒免職処分にした。

男性教諭は盗撮のスリルにはまってしまったと説明し、略式命令を受けて罰金を納付した。

男性教諭は多くの人々を傷つけてしまったことに深く反省している。

「盗撮のスリルにはまった」 未遂で略式命令受けた中学教諭を免職 岩手県教委

岩手県教育委員会は22日、商業施設で10代女性を盗撮しようとして、性的姿態撮影処罰法違反(撮影未遂)の罪で罰金40万円の略式命令を受けた中学校の男性教諭(55)を懲戒免職処分にした。県教委の聞き取りに「盗撮のスリルにはまってしまった」と説明した。

県教委によると、令和5年10月下旬、盛岡市のショッピングセンター内にいた女性をつけ回し、背後からスマートフォンをスカート内に差し向けたところ、女性の家族に取り押さえられた。今年2月に略式起訴され、3月に略式命令を受けた。罰金は納付済み。

男性教諭は「自分が撮影した女性の方々、勤務校の生徒、保護者、同僚など多くのみなさま心を傷つけてしまった」と反省の弁を述べているという。