成田で密輸覚醒剤37キロ押収 手荷物で最多、24億円相当

AI要約

東京税関と千葉県警は営利目的で覚醒剤を密輸したカナダ国籍の男2人を逮捕。押収量は過去最多の37キロ余り。

逮捕された2人は友人関係で、知人から報酬を約束され運搬の仕事を紹介されたと話している。

2人のうちの1人は無職で25歳、もう1人は20歳の大学生。千葉地検は約1.9キロ分について起訴した。

 東京税関と千葉県警は19日、覚醒剤を旅客機で成田空港に密輸したとして、覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)などの疑いでカナダ国籍の20代の男2人を6月に現行犯逮捕したと発表した。押収量は37キロ余り(末端価格24億8600万円相当)で、旅客機の手荷物から摘発した量としては過去最多という。

 2人は無職アーメッド・カーディー容疑者(25)と大学生ジャンカルロ・サニー・ウォルトン・アルマンザール容疑者(20)。千葉地検は今月10日、約1.9キロ分について同法違反罪などで起訴した。

 税関や県警によると、2人は友人関係。「報酬をもらえる約束で知人から(運搬の仕事を)紹介された」と話していた。