信号無視の取り調べ中、「ストレスで」弁解録取書しわくちゃに サーカス団長を現行犯逮捕

AI要約

コロンビア国籍のさくらサーカス団長が信号無視で現行犯逮捕され、取り調べ中に公用文書毀棄の疑いで逮捕された事件が発生。

アラン容疑者は取調室内で弁解録取書を丸める行為を認め、「ストレスで書類をしわくちゃにした」と供述。

さくらサーカスはアラン容疑者が4代目として統率し、和歌山を拠点に公演を行っていたが、逮捕により活動が中断された。

信号無視の取り調べ中、「ストレスで」弁解録取書しわくちゃに サーカス団長を現行犯逮捕

信号無視の疑いで取り調べ中に、容疑者の弁明内容を記録する弁解録取書を丸めたとして、兵庫県警神戸西署は公用文書毀棄(きき)の疑いで、コロンビア国籍で、サーカス団「さくらサーカス」団長のマルチネス・アラン容疑者(46)=和歌山県印南町津井=を現行犯逮捕した。逮捕は16日。「ストレスで書類をしわくちゃにした」と容疑を認めている。

逮捕容疑は16日午後4時55分ごろ、神戸西署の取調室内で取り調べを受けていた際、机に置いていた弁解録取書を手で丸めたとしている。

同署によると、アラン容疑者は同日、神戸市内で乗用車を運転していた際に信号無視をし、道交法違反の疑いで同署に現行犯逮捕され、取り調べを受けていたという。

さくらサーカスのホームページによると、アラン容疑者は120年以上続くサーカス一家の4代目で、令和2年7月に和歌山を拠点にさくらサーカスを結成。先月22日から神戸市内で公演を行っていた。