「非自民連立」各党と協議へ 泉立民代表、衆院選見据え

AI要約

立憲民主党の泉健太代表は次期衆院選での野党間の選挙協力に意欲を示し、各党首との協議を重ねたいと述べた。

泉氏は単独過半数獲得を目指すが、政策ごとに賛同する野党が連携する「ミッション型内閣」構想も提唱している。

自民党に代わる政権をつくる覚悟が必要であり、選挙前から共に戦う党の有無について検討する必要があると語った。

「非自民連立」各党と協議へ 泉立民代表、衆院選見据え

 立憲民主党の泉健太代表は19日の記者会見で、次期衆院選での野党間の選挙協力などに関して来週以降に各党首と協議を重ねたいとの意向を示した。

 「自民党に代わる政権をつくる覚悟や決意があるのか、各野党に改めて問わなければならない」と述べ、協議の相手として日本維新の会や共産党、国民民主党などを挙げた。

 立民の次期衆院選候補者は現在、過半数の233に遠く及ばない185人にとどまっている。

 泉氏は単独過半数獲得を目指す姿勢を堅持しつつ、より現実的な選択肢として、政治改革や教育無償化など政策ごとに賛同する野党が連携する「ミッション型内閣」構想を改めて提唱。「選挙前から共に戦う党があるのか、それとも自民党が過半数を割ったときに連立を組む政党があるのか、考え方をよく聴かねばならない」と語った。