手足口病感染者、東京は13週連続増 - 都内保健所の9割強で「警報レベル」

AI要約

東京都内で13週連続で手足口病の感染者数が増加しており、定点医療機関当たりの報告数も上昇している。

都内の感染者数は4,326人で前週から637人増加し、各地区で警報レベルを超える地域が多数存在している。

報告数が最も多い地区は荒川区で、その他にも多摩小平や八王子市などでも高い数字が報告されている。

 手足口病の感染者数が東京都内で13週連続で増加している。都が18日に公表した定点医療機関当たりの報告数は第28週(8-14日)で16.39となり、前週より17.3%増えた。【渕本稔】

 都内の感染者数は4,326人で前週から637人増えた。

 保健所が管轄する31地区のうち、「千代田」と「島しょ」を除く全ての地区で「警報レベル」の5.0を超えている。定点当たりの報告数が最も多いのは「荒川区」の39.00人。次いで「多摩小平」(33.13人)、「八王子市」(27.82人)、「江東区」(24.78人)、「文京」(24.75人)、「台東」(24.50人)、「みなと」(21.33人)、「中野区」(20.83人)などが続く。