林官房長官「一人一人の政治家が適正に対応を」 自民党・堀井学衆議院議員の事務所など家宅捜索受け
自民党の堀井学衆議院議員の事務所に東京地検特捜部の家宅捜索が入ったことについて林官房長官はコメントしました。
林官房長官は政治家が適正に対応すべきだと強調しました。
堀井議員が選挙区内の有権者に対し、自分の名前が書かれた香典を秘書らに持参させた疑いが浮上しています。
自民党の堀井学衆議院議員の議員会館の事務所などに東京地検特捜部の家宅捜索が入ったことについて林官房長官は「一人一人の政治家が適正に対応すべき」とコメントしました。
林官房長官
「捜査機関の活動内容にかかわる事柄であり政府としてお答えすることは差し控えます」
そのうえで一般論として「選挙や政治活動は、公職選挙法など関係法令の規定に従い、一人一人の政治家が適正に対応すべきものだ」と強調しました。
公職選挙法では政治家本人が葬儀に参列した場合を除き、選挙区内で香典を渡すことを禁止していますが、関係者によりますと堀井議員は2022年ごろ、選挙区内の複数の有権者に対し、自分の名前が書かれた香典を秘書らに持参させていた疑いがあります。
岸田総理大臣は先送りできない課題として政治の信頼回復を掲げるなかで新たな痛手となります。