藤井聡太王位「道南大地の恵み2段重箱」渡辺明九段「寿司極御膳」 ともに勝負メシは北の幸 

AI要約

藤井聡太王位と渡辺明九段による将棋のお~いお茶杯第65期王位戦7番勝負第2局が函館市で行われ、渡辺が先勝した。今回は渡辺が先手、藤井が後手となり、相掛かり戦法が展開された。

昼食休憩中、藤井は道南の恵みを詰めた重箱とアイスティーを、渡辺は寿司極御膳とアップルジュースを楽しんだ。

対局は再開され、持ち時間は各8時間。途中、おやつが出され、初日終了まで両者は自陣の整備と仕掛けの間合いを模索している。

藤井聡太王位「道南大地の恵み2段重箱」渡辺明九段「寿司極御膳」 ともに勝負メシは北の幸 

 藤井聡太王位(竜王・名人・王座・棋王・王将・棋聖=21)が渡辺明九段(40)に先勝した、将棋の伊藤園お~いお茶杯第65期王位戦7番勝負第2局が17日午前9時からの2日制で、北海道函館市「湯元 啄木亭」で始まった。先手後手は事前に決まっており、今局は渡辺が先手。藤井が後手。お互いに飛車先の歩を突いてスタートし、相掛かりへと進んだ。

 午後0時30分になり1時間の昼食休憩に入った。藤井は「道南大地の恵み2段重箱」とアイスティー、渡辺は「寿司極御膳」とアップルジュースをそれぞれ頼んだ。

 重箱の中には津軽海峡で水揚げされたマイカと道産米を使った、駅弁大会でも人気の逸品のイカメシをはじめ、サクラマスの西京漬け、地元産の豚のしょうが焼きなどが入っている。

 すしはマスノスケ、マイカ、芽ネギ、キンキ、ムラサキウニ、マゾイ、エビ、トロ、イクラ、ニシン、エゾアワビと海の幸の宝石箱となっている。

 午後1時30分、対局が再開された。局面は、両者とも自陣の整備と仕掛けの間合いをうかがう難所にさしかかっている。

 持ち時間は各8時間。午後3時にもおやつが出される。初日は午後6時の段階で手番の棋士が次の一手を封じる「封じ手」を行い、初日を終える。