0歳娘傷害致死の罪認める 26歳父、鹿児島地裁

AI要約

鹿児島県鹿屋市で2020年、生後1カ月の長女の頭を殴って死亡させた父の中島夏輝被告(26)が起訴内容を認める。

検察側は、父が長女を抱っこしたまま殴り、死亡させた状況を陳述。

2020年2月に起きた事件で、容疑者は2021年11月に逮捕された。

 鹿児島県鹿屋市で2020年、生後1カ月だった長女の頭を殴って死亡させたとして、傷害致死罪に問われた父の中島夏輝被告(26)は鹿児島地裁(小泉満理子裁判長)の裁判員裁判初公判で「間違いない」と起訴内容を認めた。21年12月に起訴され、公判前整理手続きの結果、量刑が争点となる。

 検察側は冒頭陳述で、抱っこしたままあやしたが、泣きやまずいら立ちを募らせたと指摘した。

 起訴状によると、20年2月26日午後7時~8時45分ごろ、当時の自宅で、長女の頭を拳で1回殴って頭蓋骨骨折などを負わせ、脳障害で死亡させたとしている。

 翌21年11月に県警が逮捕した。