栃木の緊縛強盗事件で男2人を逮捕 福島、群馬、長野の事件も関与か

AI要約

福島、栃木、群馬、長野の4県で起きた緊縛強盗事件で、ベトナム国籍の男2人が再逮捕された。

容疑は現金とキャッシュカードを奪うために70代の男性宅に押し入り、脅して室内で縛る事件が発生。

2人はすべての事件に関与したと見られており、否認している。

栃木の緊縛強盗事件で男2人を逮捕 福島、群馬、長野の事件も関与か

 福島、栃木、群馬、長野の4県の住宅で起きた緊縛強盗事件で、4県警は16日、ベトナム国籍の男2人を強盗容疑で再逮捕し、発表した。いずれも否認しているという。

 2人は栃木県の事件で奪われたキャッシュカードで現金を引き出したなどとして、5月15日以降に窃盗や窃盗未遂の容疑で3回逮捕されていた。

 2人は自称内装工ホアン・フー・ホア(25)=群馬県藤岡市岡之郷=と無職マイ・バン・シー(23)=同県太田市高林西町=の両容疑者。再逮捕容疑は4月30日未明ごろに共謀し、栃木県日光市足尾町の70代の男性宅に押し入り、「金出せ」と脅して室内にあったネクタイで男性の手足を縛り、現金約3万4千円とキャッシュカードが入った財布などを奪ったというもの。

 4県では4月30日~5月14日、山間部の住宅で緊縛強盗事件が起きた。4県警は、2人が全てに関与したとみている。(高橋淳)