「1人でいるのが好きな人しかわからないことは?」で出てきた、「友達と遊ぶ休日は休日とは言えない」を超える秀逸な回答・ベスト5

AI要約

大喜利に取り組む際のステップやテクニックを紹介

お題から素材を連想し、その素材を加工することで面白い回答が生まれる

素材を短くさっと述べることが面白さを引き立てる

「1人でいるのが好きな人しかわからないことは?」で出てきた、「友達と遊ぶ休日は休日とは言えない」を超える秀逸な回答・ベスト5

 「1人でいるのが好きな人しかわからないことは?」で出てきた、「友達と遊ぶ休日は休日とは言えない」を超える秀逸な回答とは?

これまでX(旧Twitter)上で8年間365日、毎日欠かさず大喜利のお題を出題し、累計で200万以上の回答を見てきた「坊主」氏。いまや空前の「大喜利ブーム」。大喜利のように「斜め上の発想を出す」というスキルは、「面接での一言」「LINEでのうまい返し」「新企画のアイデア」などに使える“万能スキル”でもある。そんな大喜利について、世界で初めて思考法をまとめた話題の著書『大喜利の考え方』では、「どうすれば面白い発想が出てくるのか」「どんな角度で物事を見ればいいのか」などを超わかりやすく伝えてくれている。まさに「面白い人の頭の中」が丸わかり。そこで、この記事では、本書より一部を抜粋・編集し、大喜利的な思考法を詳しく解説する。(構成/ダイヤモンド社・種岡 健)

● 気軽に「大喜利」をしよう

 みなさんにぜひ気軽に「大喜利」に取り組んでほしい。

 とはいえ、どうやってやればいいのか、わかりませんよね。

 ここで、1つの補助線を引きましょう。

 それが、「お題 → 素材 → 加工」というステップです。

 まずは、「お題から連想する素材」をどんどん出すことです。

 <お題>

「1人でいるのが好きな人しかわからないことは?」選手権

 というお題を元にしましょう。

 <回答>

 友達と遊ぶ休日は休日とは言えない

 というように、本音を吐き出してみましょう。

 それらが大喜利の「素材」になります。

 本音ベースでいいのです。それが面白い回答になりますから。

 <回答>

・「明日予定ある?」とか「今暇?」はやめてほしい。

・遊ぶ内容と1人の時間を天秤にかけたい

・話しかけられるのはそれはそれで嬉しい

・旅行中に気分で行き先を変更できるのがいい

・1人の時間がないと、気持ちが休まらない

 いかがでしょうか。

 特に、「話しかけられるのはそれはそれで嬉しい」というのは、より本音が出ているなと感じますね。

 あるいは、「明日予定ある?」と突然聞かれたときにドキッとしてしまう気持ちも、共感を呼びます。

 大喜利で大事なのは、いきなり面白いことを考えることではなく、とにかく「あるある」の素材を出すということです。

 その素材を上の例のように「加工」することで、回答に出すことができます。

 あまりダラダラ長く説明するより、スパッと短く言い切るようなほうが面白いですね。

 こういうテクニックには、いくつかパターンがあるので、ぜひ身につけてみましょう。

 (本稿は、『大喜利の考え方』から一部抜粋した内容です。)