京都・鴨川が“渋谷化”?外国人殺到…大宴会、ポイ捨て、遊歩道寝…迷惑行為相次ぐ

AI要約

京都の鴨川の河川敷で外国人観光客と地元の若者がお酒を飲んで宴会をする姿が見られ、ごみ問題も深刻化している。

河川敷での人の増加はSNSの影響もあり、コロナ禍後のごみ量は27%増加している。

京都府は路上飲酒を禁止する条例には至っておらず、啓発や注意を重視している。

京都・鴨川が“渋谷化”?外国人殺到…大宴会、ポイ捨て、遊歩道寝…迷惑行為相次ぐ

京都の鴨川の河川敷では、昼間からお酒を飲む多くの外国人観光客の姿がみられます。

日が暮れると、外国人グループと日本人グループが至る場所で宴会を始め、周りには大量のごみが散乱しています。

河川敷を管理する京都府によると、鴨川に人が増えた理由は、お店で飲んだ後に開放的な河川敷でさらに飲む地元の若者に加え、SNSで知ったり楽しんでいる人を見て集まる外国人観光客が増えたからだといいます。

多くの人が集まる三条大橋から四条大橋近辺のごみの量をみてみると、コロナ禍前に比べ、コロナ禍後は約27%増えているということです。

ごみの多い地域では、朝と昼の1日2回、年間で335日ごみ収集を行っていることもあり、ごみ処分の費用は、2023年度、鴨川全体で年間1億4000万円ほどかかっているそうです。

東京・渋谷区のような路上飲酒を禁止する条例について、京都府の担当者は、 「条例で何もかも禁止と制限をかける段階には至っていない。啓発や当事者への直接注意などをまずは進めたい」としています。

(「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年7月10日放送分より)