桜島で噴煙4500メートル 鹿児島・宮崎に降灰予報

AI要約

桜島・南岳山頂火口で爆発的噴火があり、噴煙の高さは4500メートルに達した。降灰予報が出されたが、けが人や建物への被害は確認されていない。

今回の噴火では噴石が6合目まで飛散したが、火砕流は発生しなかった。噴火警戒レベル3は維持される。

4千メートル以上の噴煙が上がったのは、2月14日以来のことだ。

 14日午後6時19分ごろ、鹿児島市の桜島・南岳山頂火口で爆発的噴火があり、噴煙の高さは火口から4500メートルに達した。気象庁は鹿児島、宮崎両県の一部に降灰予報を出した。鹿児島県によると、けが人や建物への被害は確認されていない。鹿児島地方気象台によると、4千メートル以上の噴煙が上がったのは、同じ火口で噴火した2月14日以来。

 今回の噴火では、大きな噴石が6合目まで飛散したが、火砕流は発生しなかった。噴火警戒レベル3(入山規制)は維持する。