越後の里山で国際芸術祭 ウクライナアニメ紹介も

AI要約

新潟県十日町市と津南町で開催される現代アートの祭典「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」が始まり、ウクライナウイークを含む約1週間が設けられる。

国際芸術祭の草分け的存在である今回のアートトリエンナーレでは40カ国の芸術家が参加し、広大な地域に300点以上の作品を展示する。

花角英世知事は開会式で地域の魅力を楽しむ呼びかけを行い、アートと地域の魅力を同時に体験することを期待している。

越後の里山で国際芸術祭 ウクライナアニメ紹介も

 新潟県十日町市と津南町の里山で繰り広げられる現代アートの祭典「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」が13日、始まった。11月10日まで。ロシアのウクライナ侵攻を背景に、最初の約1週間をウクライナウイークとし同国アニメや絵本も紹介する。

 同芸術祭は地方を舞台とした国際芸術祭の草分け的存在で、原則的に3年に1度開催する。9回目の今回は約40カ国の芸術家が約760平方キロの広大な地域に作品300点超を展示する。

 十日町市での開会式で、名誉実行委員長の花角英世知事は「アートを楽しみながら地域の魅力も味わってほしい」とあいさつした。