横浜市の山下ふ頭再開発検討委 寺島実郎委員長の辞任を報告 後任に専大・平尾光司氏

AI要約

横浜市の山下ふ頭再開発検討委員会の第4回会合で寺島実郎委員長の辞任が報告され、平尾光司氏が新委員長に就任。

寺島氏は個人の都合で辞任し、会合では国外のウォーターフロントの事例などが取り上げられた。

山下ふ頭再開発について、山中市長のIR計画撤回後に検討委が発足し、次なる計画を市民らと協力してまとめる方向。

横浜市の山下ふ頭再開発検討委 寺島実郎委員長の辞任を報告 後任に専大・平尾光司氏

横浜市の山下ふ頭再開発検討委員会の第4回会合が12日、開かれ、寺島実郎委員長の辞任が報告された。専修大学社会科学研究所研究参与の平尾光司氏が新たな委員長に選任された。

市によると、寺島氏は今年春ごろ、辞任の意向を伝え、6月末に「一身上の都合」で辞任した。

会合では事務局が国外のウオーターフロントの開発事例を紹介するなどした。委員からは検討委の答申が出た後に市がまとめる事業計画案を検討するため、市民、学識経験者、職員による委員会を設置することなどが提案された。

山下ふ頭の再開発を巡っては令和3年の市長選で当選した山中竹春市長のもとでカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致計画が撤回され、検討委が発足した。