歩道から川に転落か、シニアカーの91歳死亡…ガードレールや柵なく

AI要約

9日午後5時50分頃、徳島県美馬市美馬町北東原の猿ヶ谷川で、男性がハンドル付き電動車いすの下敷きになり死亡。現場は狭い川の近くで、家族が通報。調査によると転落事故の可能性が高い。

男性は昼過ぎに自宅を出ていたが、帰宅せず。家族が捜索を開始し、遺体を発見。現場は水の流れが少ない川沿いで、安全対策が不十分な状況だった。

 9日午後5時50分頃、徳島県美馬市美馬町北東原の猿ヶ谷川で、近くに住む男性(91)がハンドル付き電動車いす(シニアカー)の下敷きになって倒れているのを男性の家族が見つけ、美馬署に通報した。男性は現場で死亡が確認された。

 美馬署によると、現場は田畑が広がる集落を流れる幅約5・5メートルの川で、水はほとんど流れていなかった。川の西側にある歩道(道幅約1・6メートル)にはガードレールや柵はなく、美馬署は男性が誤って転落したとみて調べている。

 男性は昼過ぎには自宅にいたが、その後外出。午後5時になっても帰宅しなかったため、家族が捜していた。