AV撮影巡り罰金50万円 書面不交付の罪、千葉

AI要約

千葉区検がAV出演被害防止・救済法違反で会社員を略式起訴し、罰金50万円の命令を出した。

他の女性2人に対する容疑は不起訴処分となったが、理由は公表されていない。

起訴状によると、契約書の不交付や無修正AVの公表が行われていた。

 千葉区検は9日、アダルトビデオ(AV)に出演させた20代女性らに契約で必要な書面を渡さなかったなどとして、AV出演被害防止・救済法(契約書交付義務)違反とわいせつ電磁的記録陳列の罪で千葉県船橋市の会社員石川健太郎氏(31)を略式起訴した。千葉簡裁は同日、罰金50万円の略式命令を出し、即日納付された。

 他にも女性2人に対する同法の契約書交付義務違反容疑で追送検されていたが、千葉地検は同日、不起訴処分にした。理由を明らかにしていない。

 起訴状によると、2022年11月~23年8月、女性1人にAV撮影で契約書などを交付せず、別の女性の無修正AVをインターネット上で公表したとしている。