小池氏、公選法見直し要請 岸田首相に3選報告

AI要約

岸田文雄首相と小池百合子知事が会談し、公職選挙法の問題や国との連携について話し合った。

小池知事は選挙妨害やポスター不足などの課題を指摘し、法改正と国の支援を求めた。

首相は少子化対策や災害対策などに協力する姿勢を示し、共同で取り組むことを約束した。

 岸田文雄首相は9日、東京都知事選で3選を果たした小池百合子知事と首相官邸で会談した。

 小池氏は4月の衆院東京15区補欠選挙の際に他陣営に対する妨害事件が起きたり、都知事選でポスター掲示板の枠が不足したりしたことに言及。「公職選挙法の想定を超えることが問題になった」として与野党で法改正を検討するよう求めた。

 小池氏はまた、当選を報告した上で少子化対策や災害対策、脱炭素などの取り組みに関して国の協力を要請。小池氏によると、首相は「共に進めていく」と応じた。