水俣病マイク切り問題が起きた懇談で司会務めた環境省の木内元室長、半年足らずで異動

AI要約

水俣病患者団体と伊藤環境相が懇談し、マイクを切ったことが問題になった木内哲平氏が環境省を離れる。

短期間での異動が疑問視される中、木内氏は独立行政法人で執行役員を務めている。

 マイクを切ったことが問題となった水俣病の患者・被害者団体と伊藤環境相が5月に行った懇談で司会を務めていた木内哲平氏は6月30日付で環境省を離れた。

 同省は定期的な異動の一環と説明しているものの、木内氏は今年2月に水俣病対策を所管する特殊疾病対策室長に就いたばかりで、短期間での異動となった。

 木内氏は現在、独立行政法人で執行役員を務めている。