不規則発言で退廷命じられ…裁判中に被告の男が暴れる 拘置所職員が殴られケガ 柵乗り越えようとした傍聴人も

AI要約

名古屋高裁で被告の男が裁判中に暴れて職員がケガを負い、病院に搬送される事件が発生した。

20代の被告が裁判中に暴れ出し、取り押さえようとした職員が殴られる事態となった。

傍聴人も不審な行動をし、警察が事件の経緯を調査している。

不規則発言で退廷命じられ…裁判中に被告の男が暴れる 拘置所職員が殴られケガ 柵乗り越えようとした傍聴人も

 名古屋高裁で7月8日午後、裁判の最中に被告の男が暴れ、職員がケガをして病院に搬送されました。

 名古屋高裁や警察などによりますと、8日午後2時すぎ、名古屋高裁の法廷で「被告人と傍聴人が暴れた。収集がつかない」などと、裁判所の職員から110番通報がありました。

 裁判中に不規則な発言をした20代の被告の男が、裁判長に退廷を命じられたところ突然暴れ出し、取り押さえようとした名古屋拘置所の男性職員(40代)が殴られケガをしたということです。

 男性職員は救急搬送されましたが、命に別条はありません。

 またこの裁判では、傍聴人の1人が傍聴席の前にある柵を乗り越えようとして退廷を命じられていて、警察が詳しい経緯などを調べています。