猛暑の出口見えず 全国的に高温状態が長引く 気象庁1か月予報

AI要約

気象庁は1日(木)に、向こう1か月の天候の見通しを発表しました。気温は全国的に高くなる見込みで、特に北・東・西日本や沖縄・奄美ではかなり高い気温になる可能性があります。

降水量は東・西日本の日本海側では平年並みか少ない見込みで、日照時間は東・西日本の日本海側では多くなる見込みです。

気温の高い状態が2週間続く見込みなので、熱中症の危険性が高まるため、暑さ対策や農作物・家畜の管理に注意が必要です。

猛暑の出口見えず 全国的に高温状態が長引く 気象庁1か月予報

 気象庁は1日(木)、向こう1か月(8/3~9/2)の天候の見通しを発表した。暖気が流れ込みやすいため、向こう1か月の気温は全国的に高い見込み。とくに、北・東・西日本は8月前半、沖縄・奄美は2週目(8/10~8/16)は、気温がかなり高くなりそうだ。

 太平洋高気圧に覆われやすいため、向こう1か月の降水量は、東・西日本の日本海側は、平年並みか少ない見込み。日照時間は、東・西日本の日本海側で多く、北日本は平年並みか多くなりそうだ。

 全国的に、この先2週間も気温の高い状態が続く見込み。気温が1年を通して最も高い時期で、熱中症の危険性が特に高まるおそれがあるため、屋外での活動等は万全な暑さ対策を行う必要がある。農作物や家畜の管理等にも、注意が必要だ。

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。